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ROG XREAL R1
XR/ARグラス発売中XREAL × ASUS ROG
ROG XREAL R1は、XREALのX1チップとROG Control Dockを組み合わせたゲーミング向けARグラスだ。日本公式の商品面では141,550円(税込)で、N(IPD 57〜66mm)とB(66〜75mm)を選べる。Dock、レンズフレーム、ケーブル、ノーズパッド、ケースが同梱されるため、XREAL One Proより高い理由はグラス単体の画質だけでなく、映像入力を束ねる構成にもある。
表示は片眼1920×1080のSony Micro OLED、標準120Hz、Frame Rate Boost有効時240Hz、応答速度0.01ms、視野角57度。240Hzは見出しにしやすいが、PCやゲーム機から常にフル解像度240Hzで入力できるという意味ではない。ASUS公式FAQは、240Hz時に1920×540へ縮小してから1080へ拡大する処理を説明しており、細部の見え方を120Hzと同じ前提で語れない。240Hzは対応ゲーム・距離・視力・画質の許容範囲を通して初めて意味が出る。
USB-CのDP Alt Modeに対応するPCや携帯ゲーム機なら、グラスへ直接つなぐ経路がある。一方、HDMIやDisplayPortの機器、複数入力を切り替える環境ではROG Control Dockを間に置く。DockにはHDMI×2、DisplayPort、USB-Cの電源・データ系統があり、グラス側の表示条件と入力機器側の出力条件を分けて確認できる。R1はネイティブ3DoFの画面固定・追従、3段階の調光、アスペクト比変更、2Dから3Dへの変換を持つが、機能が多いほどケーブル・電源・ファームウェアの確認箇所も増える。
購入前に見るべきなのは「240Hzがあるか」ではない。自分の目のIPDがN/Bのどちらに入るか、使う機器にDP Alt Modeがあるか、Dockへ何を入力するか、120Hzの画質で十分か、30分以上文字やゲームを見続けられるかだ。R1は高リフレッシュレートとDockを使う人には候補になるが、映像を一枚出すだけならOne Proのほうが軽い判断になる。公式仕様と独立した実使用報告を分けて、買う理由を決める機種である。
購入判断では、グラス側と入力側を別々に見る。USB-C DP Alt Mode対応の携帯ゲーム機ならDockなしで始められる可能性があるが、HDMIやDisplayPortのPC・ゲーム機をまとめるならDockの電源と入力切替が前提になる。Dockを使う環境では、240Hzを有効にする前にファームウェアを更新し、120Hzで画面固定・明るさ・文字のにじみを確認する。Frame Rate Boostは速度を上げる機能であって、すべての映像を高画質にする機能ではない。
ゲーム用途でも、入力遅延だけで勝敗が決まるわけではない。視線の中心から画面がずれる、外周がぼける、電源ケーブルが抜ける、Dockの切替が必要になる、といった小さな摩擦が連続すると、実際のプレイ時間は減る。R1の購入候補には、使うPCや携帯機を一台ずつつないで、解像度・リフレッシュレート・画面固定・音声・給電が同時に成立するかを確認する余地がある。公式ページだけではこの組み合わせまでは保証されないため、未検証のまま断定しない。
また、R1はグラス本体・Dock・接続先の三つで挙動が決まる。Dockを使わない構成とDockを使う構成を同じ評価にせず、設定画面が表示されるか、120Hzへ戻せるか、3DoFの固定が保たれるかを分けて試す。これは購入後の通し稽古で確認する条件であり、当サイトの実機検証ではない。