Ray-Ban Meta (Gen 2) が日本で発売 — 73,700円、ただし画面はない

日本で「発売決定」ではなく、もう買える
Ray-Ban Meta(Gen 2)は、日本で2026年5月21日から発売されている。公式の最低価格は73,700円。以前の本記事にあった「2026年内に発売予定」「82,500円」という記述は古く、今回の更新で訂正した。Metaの国内発売発表と日本向け製品ページを基準にしている。
本機は12MPカメラ、3K動画、オープンイヤー音声、最大8時間のバッテリー、音声で呼び出すMeta AIを眼鏡型にまとめたAIグラスである。ただし、レンズ内に画面を出す製品ではない。PCの仮想ディスプレイを期待しているなら、XREALやVITUREの系統とは最初から別物だ。
国内発売で変わったのは、買えることより試せること
日本での正規販売は、スペック表を見て通販するだけの話ではない。フレームは13種類の組み合わせが案内され、度付き対応の選択肢もある。ITmedia PC USERでHeadlinerを試した山本竜也氏は、装着感は顔との相性に直結するので実店舗でのフィッティングを勧めている。さらにソフトバンクは、スマートフォン接続など購入後の初期設定について店頭サポートを案内している。
この機種は「画面を見て選ぶ」より、顔に合うか、音声とカメラを自分の生活で自然に使えるかを試して選ぶほうが外しにくい。日本で触れる場所が増えたことが、個人輸入前提だった頃とのいちばん大きな差になる。
カメラを使うなら、周囲への合図も機能の一部になる
Metaは、撮影中に前面のキャプチャLEDが点滅し、覆われるとカメラが止まる仕様を説明している。便利さだけを取り出した製品ではない。撮る側と周囲の人の両方が分かる形で使う設計だ。
買う前に、仕様表より先に通す三点
まず、目的を一文で言えるようにしたい。「PC画面を増やす」なら別の棚へ行く。「手を空けて撮影・通話・音声を使う」ならRay-Ban Metaの棚に残る。この分岐を曖昧にすると、ディスプレイの不在を欠陥と感じる買い方になる。
次に、顔へ載せる。ITmediaの試用はHeadliner一型の結果だが、重さやノーズパッドの相性は、オンラインの写真では判断できない要素だ。度付きレンズを考える場合も、店頭でフレームと用途をまとめて相談したほうが早い。
最後に、カメラを使う一場面を決める。撮影中はLEDが合図になる。便利だからと何でも撮る道具ではなく、周囲へ撮影を示せる状況で、スマートフォンを取り出す手間を減らす道具として使う。この順で通せるなら、国内発売は単なる品ぞろえの増加ではなく、日常に混ぜられるAIグラスの入口になる。
日本発売はAIグラスの選択肢を一つ増やした。ただし、表示機を探している人へ売る理由にはならない。カメラ、音声、通話を手放さずに使いたい人には、ようやく正規に試せる有力候補になった。発売直後の機能表だけで決めず、フィッティングと自分の使う一場面を通してから、日常の道具にするかを選びたい。この区別を一文で言えなければ、買う理由はまだ固まっていない。PC作業用のXRグラスとして探している人は、実用Wikiの選び分けを先に読んでほしい。
SOURCES — この記事が参照した独立情報源
- Ray-Ban Meta (Gen 2)およびOakley Meta 5月21日より日本でも販売開始 | Metaについて(参照 2026-08-01)
- Meta AIグラス | Ray-Ban Meta | Meta(参照 2026-08-01)
- AIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」を販売開始 | ソフトバンク(参照 2026-08-01)
- ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー | ITmedia PC USER(参照 2026-08-01)
- MetaのAIグラス:よくある質問への回答 | Metaについて(参照 2026-08-01)