DEVICE WIKI
Even G2
ディスプレイ付きAIグラス発売中Even Realities
Even G2は、カメラもスピーカーも載せず、緑色の両眼表示、4マイク、タッチ入力へ役割を絞ったスマートグラスだ。日本では2026年4月16日に発売され、度なし本体は99,800円。通知、ナビ、翻訳、テレプロンプターのように「短い文字を視線の近くへ置く」用途が中心で、撮影や音楽再生を一台に求める人には合わない。
この機種を選ぶ理由
640×350・60Hzの緑色MicroLED表示を持ちながら、カメラとスピーカーを外した設計は、周囲へ撮影の不安を与えず、会話や登壇中に文字だけを読む用途と相性がよい。別売Even R1を使えば、手を大きく動かさずに表示を操作できる。機能の多さより、眼鏡らしい外観と情報量の少なさを選ぶ機種だ。
テレプロンプターは使えるが、単体機ではない
公式TelepromptはTXT、DOCX、PDFを取り込み、AI追従、一定速度、手動送りを選べる。一方、原稿をローカル保存できることと、グラス単体で本番を完走できることは別だ。公式文書には全機能でBluetoothとインターネットが必要という案内と、iOSのAI追従はオフライン利用可能という個別案内が併存する。Bluetoothを切ると開始できず、開始後も約30秒で止まったという所有者報告もあるため、接続を保てる会場・スマートフォン・アプリ版で通し稽古する必要がある。
本番で詰まりやすい場所
AI追従は言い直しや同じ語の繰り返しで段落を飛ばす可能性があり、R1の操作で誤ってメニューへ戻り位置を見失った所有者もいる。成功例として、講話で視線を落としにくくなった長期利用者の記録もある。だから可否を一語で決めず、開始、途中停止、位置を失った後の復帰、紙や別画面への退避までを試す。
買う前に通したい確認
普段のスマートフォンへ原稿を入れ、通信が弱い状態、画面ロック、Bluetooth切断を含む通し試験を行う。AI追従だけに賭けず、手動送りで戻れるかも確認する。非公式のAndroidアプリやBLE逆解析は面白いが、公式サポートや情報の扱いが保証されない。当サイトは実機、非公式APK、度付きレンズでの文字視認性を検証していない。
近い機種との選び分け
SABERAもカメラとスピーカーを持たず文字表示へ絞るが、右単眼表示で日本のサービス連携を育てる段階にある。Even G2は両眼表示、Teleprompt、R1、既存利用者の登壇記録があり、人前で原稿を読む用途の判断材料が多い。翻訳・撮影・音楽まで一台に求めるならINMOやRokidへ移り、視線を保ったまま短い文字だけ欲しいならこの二機種を比べる。
今後の更新で追う点
公式TelepromptのiOS/Android別オフライン条件、Bluetooth切断時の挙動、R1のファームウェア、度付きレンズでの焦点、屋外視認性を追う。非公式アプリは配布元、権限、通信、ソース公開状況が変わるため、公式機能と同じ表へ混ぜない。