DEVICE WIKI
INMO GO 3
ディスプレイ付きAIグラス発売中INMO
INMO GO 3は、相手の発話を視界の字幕で受け取る用途を中心に選ぶAIスマートグラスだ。両眼グリーンMicroLED表示、8MPカメラ、4マイク、2スピーカー、交換式バッテリーを58gにまとめ、日本では2026年7月30日に99,800円で発売された。
この機種を選ぶ理由
強みは、日本語を含む9言語の翻訳モデルを事前に用意すれば、インターネット回線がない場所でも相手の声を翻訳字幕として読めること。展示会や海外の売り場でスマートフォン画面へ視線を落とす回数を減らせる。両眼640×480、最大1,500ニトの表示と、270mAhの交換式バッテリー2個が標準で付く構成も、短いデモではなく数時間単位で使う場面に向く。
できることと、できないこと
「オフライン」は「グラス単体」を意味しない。9言語のオフライン翻訳でも、Android 11以降またはiOS 17以降のスマートフォンとBluetoothで接続する必要がある。自分の返答は、訳文ならスマートフォン画面を相手に見せ、翻訳音声なら別売のINMO Speakerを使うのが公式の構成だ。本体のスピーカーは通話、通知、ナビ、AI返答用で、対面相手へ翻訳音声を返す専用品とは役割が違う。オンライン翻訳は日本公式・グローバル公式とも78言語入力・98言語出力で一致した(日本公式は8月13日時点の77入力から8月22日確認時に更新)。ただし98言語すべてが同条件の双方向翻訳という意味ではない。
買う前に通したい確認
使う二言語がオフライン9言語に含まれるか、母艦スマートフォンが対応するか、字幕だけで足りるか音声返答まで必要かを先に決めたい。高負荷時の公称稼働はバッテリー1個あたり約2.5〜3時間なので、一日の途中で交換する場所も運用に含める。Kickstarter版の実使用者からは、表示の明るさと装着感を評価する一方、英語ニュースの音声認識や母艦アプリに癖を感じたという報告がある。Speaker接続もアプリ上の出力先と実際に接続した機器を分けて確認する必要がある。当サイトは実機で認識精度とオフライン時のSpeaker動作を検証していないため、旅行前には通信を切り、固有名詞・数字・住所を含む短文で両方向を試す。
近い機種との選び分け
Rokid スマートAIグラスも両眼表示とオフライン翻訳を持つが、GO 3は日本公式が返答の出口をスマートフォン画面/INMO Speakerまで具体的に分け、交換式バッテリーを標準で2個持つ点が特徴になる。軽さを優先するなら49gのRokid、返答方法と電池交換を含む構成を組みたいなら58gのGO 3から比べる。どちらも「圏外で使える」と「母艦スマートフォン不要」は別だ。
今後の更新で追う点
国内版アプリでの9言語モデル配布、INMO Speakerの正式な設定導線、iOS/Android間の差、量産版利用者による認識精度と電池交換時の復帰を追う。公式説明が更新された場合も、入力言語数と出力言語数を分けて記録する。